環境を大切にする活動をしているNGOの「WWFインドネシア」によると、今月インドネシアのスラウェシ島の近くの海岸で、鯨が死んでいました。体の長さは9.5mぐらいです。
研究者たちが調べると、この鯨の体の中からプラスチックのごみが全部で6kg見つかりました。プラスチックのカップが115個、袋が25枚入っていました。プラスチックのひもやサンダルもありました。
鯨が死んだ原因はわかっていませんが、WWFインドネシアは「プラスチックのごみで海がひどく汚れて、海の動物も危険になっています」と話しています。そして、プラスチックの製品をすぐに減らさなければならないと言っています。
世界のいろいろな所で、鯨やイルカ、亀などの体の中からたくさんのプラスチックのごみが見つかっています。