12月から2月までの寒い季節は、風呂の中で亡くなる人が多くなります。
消費者庁によると、おととし風呂の中で亡くなった人は5228人で、その90%の4821人はお年寄りでした。風呂の中で亡くなったお年寄りは10年でいちばん多くなりました。
寒い所で服を脱いで熱い風呂の湯に入ると、心臓に問題が起こって倒れることがあります。熱い湯から出るときに貧血で倒れることもあります。
消費者庁は「服を脱ぐ所を暖かくしてください。湯の温度は41℃以下にして、10分以上入らないようにしてください。そして、お年寄りが風呂に入っているときは家族が様子を見てください」と言っています。